はじめに:ワーホリでも資産形成はできる?
ワーホリに挑戦することで、社会一般的な安定ルートを外れることに不安を感じている方もいるかもしれません。
そんな不安に応えるために、2025年1月〜2027年12月までの3年間で、実現可能な貯金額で1,000万円を目指せるのか?資産形成プランを作成しました!わかりやすいように執筆時のレート(1AUD=93円)で計算していますが、為替レート変更による表記の誤りについてはご了承ください。

正直1,000万円で完全にリタイアすることは難しいですが、帰国後にこれだけ貯金があれば必死に働かなくてもやってけますよね。
※FIREの種類についても記事を上げる予定です
前提条件
内容 | 数値・条件 |
---|---|
ワーホリ期間 | 2026年1月〜2028年12月(3年間)と仮定 |
滞在国 | オーストラリア |
渡豪時の日本の資産 | NISA口座に100万円分のS&P500商品保有(積立済) |
月の貯金額目安 | 2,000AUD(約20万円弱)を目指す |

・この記事をご覧になっている方はお金への意識が高く、NISA口座を保有している方も多いのでは?と感じNISAも資産運用に入れました。住民票を抜く場合は渡豪後の取引ができません。また、証券会社に日本に居住しない旨も事前に伝える必要があるので注意です!
・NISAやってないよ!って方、ワーホリで月3万上乗せできるくらい稼げます!働きましょう!
貯金と運用のシミュレーション
オーストラリアでの貯金額
- 月AUD2,000 × 36ヶ月 = AUD72,000

・私はオーストラリアのレストランで最低賃金のカジュアル雇用で働いています。週5でしっかり土日も働けば、月収40万は超えて20万円弱は貯金できるかなという感じです。正直もっと稼げる職場はあります…。
・車を購入すると移動範囲も広がりますが、ケチってもいいことないのでそれなりにお金がかかります。私は車なしで生活を始めました。寮費が$200/週、バスで買い物などに出掛けて使うのがせいぜい月に6~7万程度だったので、余裕で20万は貯まります。
※高速バスについても記事にまとめて予定です
運用戦略(オーストラリア国内)
資産の配分 | 配分額(円換算) | 運用方法 | 年利想定 | 3年間での成長見込 |
---|---|---|---|---|
銀行預金 | 60% = AUD1,200 | 高金利口座(例:4.5%複利) | 4.5% | 約AUD46,254 |
仮想通貨(BTC) | 40% = AUD800 | 年利20%の仮想成長想定 | 20% | 約AUD39,681 |

さらっと書いてますが、銀行預金が4.5%の金利、仮想通貨は年利20%の成長が見込まれるびっくりですよね。稼いだお金を賢く守りたい、そんな気持ちで仮想通貨を始めました。
※銀行金利については下記に詳しく
※また別の記事でもまとめる予定です。
日本のNISA(S&P500)
- 渡豪前に100万円を積立済(住民税を抜く場合、追加投資は不可)
- 年利7%で3年間運用
- 約123,432,000円に成長

円建ての資産運用をバランス良く持っておくのもオススメです。
3年間の最終想定資産合計
資産タイプ | 評価額(円) |
---|---|
銀行預金 | 約AUD46,254(¥4,302,456) |
ビットコイン | 約AUD39,681(¥3,691,048) |
NISA(S&P500) | 約¥1,220,803 |
合計 | 約9,214,307円 |
1,000万円まであと78万円をどう埋める?

すみません、ちょっとだけ足りなかったです…(笑)
- 支出をさらに抑えて、17万(+月2万円)貯金できれば追加で72万円
- ビットコイン価格の上振れで+5〜10%見込めば追加で30〜50万円
➡ これらを合わせれば、十分に1,000万円達成が可能!
オーストラリアの銀行が資産運用に最適な理由【日本と金利ヶ大違い】
正直、日本の銀行にお金を預けてても増えるって感覚はないと思いますが、オーストラリアは違います。普通預金でも 年利4% がつくことがザラにあります。知識として知ってたけれど、実際にinterestとして振り込まれる額をみて本当に驚きました。日本の銀行だったら利息数十円レベルです…。
実際にどれくらい増えるのか
• 100万円 → 年利4% → 約4万円増
• 300万円 → 年利4% → 約12万円増
しかもこれ、ただ預けてるだけなので、投資みたいにリスクがあるわけじゃなくリスクゼロの資産運用として最高です。しかも、銀行口座作りたての半年や、30歳以下はボーナス利息がついたりするので、5%弱の利息レートになることも…。
- オーストラリアの銀行は「預けるだけで増える」
- • 日本に帰ってからも口座に送金して運用できる
- • 利率は年4%前後。数十万レベルの差になることも

もし既に資産がある方、オーストラリアのワーホリで銀行を作りに来てはどうでしょう?(笑)
※国外送金に必須のwiseについても記事を書く予定
最後に
今回の記事では、ワーホリの3年間の間で1000万円を貯められるのか試算をしました。ファームや工場で働けば2倍3倍と稼げますが、私はあまり体力がないので正直務まるか自信がありません…(興味はありますが)。しかし、カフェやレストランでも週5でしっかりと働ける場合、月に20万円の貯金は夢ではありません。出稼ぎワーホリ、全然アリなんじゃないかなと思ってます。もうブームは去ったから!なんて言って新しく何かに挑戦しようとする人を批判す流人は世の中に多くいます。正しい情報を集めて正しい行動を起こせば、周りの目を木にする必要はありません(私もビットコインの可能性を信じて買い貯めてます…)。
※私が仮想通貨で資産運用を始めた経緯についてはこちら
- ワーホリは「経験」だけでなく「資産形成」もできるチャンス
- 銀行の高金利や仮想通貨など、日本ではできない運用が可能
- キャリアを一時的に止めても、自分の未来に“価値ある投資”ができる!
時期 | やること |
---|---|
渡豪前 | NISAに最低100万円積立、仮想通貨の口座開設 |
初月 | 節約生活&仕事確保で月20万円以上の貯金ペース作り |
毎月 | 貯金額をチェックし、BTCと銀行に分けて運用 |
年1 | 仮想通貨や金利などの運用状況をレビュー |
ワーホリは一生で一度の切符。少しでも興味のある方は、後悔のない選択をしてくださいね!
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