オーストラリアでワーホリや学生ビザで働いた方へ。帰国が近づくと、「オーストラリアの銀行口座って解約すべき?どうせ使わないし…」って思う方、多いと思います。
でも実は、それ、めちゃくちゃもったいないです!
私自身は現在まだオーストラリアに滞在中ですが、今後もオーストラリアの銀行は保有し続けるつもりです。理由を以下に挙げます。
- タックスリターンやスーパーアニュエーションの受け取りに使える
- 日本と比べ物にならない高金利(普通に年利4%とかです!)
- Wiseと組み合わせることで、日本からの送金で資産運用もできる

日本からオーストラリアの銀行を開設することは基本的に難しいです。オーストラリアの銀行口座を持っている、それだけで資産運用の観点で強みになります!以下、詳しく説明します。
※日本国内からオーストラリアの銀行口座を作るのは可能かどうか、今後記事にまとめる予定です。
タックスリターンやスーパーアニュエーションの受け取りに使える
スーパーアニュエーション(Superannuation)の払い戻しは、基本的にオーストラリア国内の銀行口座への振込で行われます。日本の銀行口座には直接送金されません。

国際送金する手数料や手間をオーストラリア政府が全て対応するのは難しいですよね
ある程度まとまった額になりますので、オーストラリアで元々使っていた銀行で受け取る方が操作面でも安心ですし、申請がややこしくなったりするトラブルも防げます。
そのため、受け取りだけに使いたいとしても、帰国後も銀行口座を数か月〜1年ほど維持しておくことが推奨されます。特にCBA(Commonwealth Bank)やANZ、NABなどの大手銀行は、アプリやオンラインバンキングで残高確認・引き出し・口座維持が簡単にできます。
※Wiseなどのサービスで最悪代用できる?今後記事にする予定です
オーストラリアは普通預金でも年利4%!?
日本の銀行では0.001%程度の金利が一般的。 ですが、オーストラリアでは以下のような高金利が普通に実現します:
- Macquarie Bank:年利4.75%
- ING:年利5.5%(条件付き)
- UBank:年利5.1%(条件付き)

改めて考えると羽振りが良すぎて文面だけだと怪しく感じる方もいるかもしれません(笑)なぜ先進国なのにこんなに高金利なのか。簡単にお伝えすると、オーストラリアはインフレ対策のために政策金利が高め。その影響で、銀行預金でもかなりの利息がつくんです。
注意点
- 一定額以上の預け入れにのみ金利が適用される場合あり
- 毎月預け入れが額が増えることなど、ボーナス金利には条件がある場合も
Wise × 高金利オーストラリア口座の合わせ技で資産運用!
上記でお伝えしたように、オーストラリア現地の銀行は非常に高金利です。日本円をオーストラリアドルに両替して、現地の高金利口座で寝かせておくだけで、日本から海外資産を安全で着実な資産運用ができます。
運用ステップ
- 送金アプリのWiseで日本円→AUDに両替(実勢レート&低手数料)
- AUDを高金利の現地銀行(例:Macquarie)に入金
- 定期預金 or 普通預金で金利を享受
※Wiseについての詳しい記事も執筆予定!
まとめ:こんな人におすすめ
- ワーホリ後にスーパーアニュエーションの受け取り予定がある人
- リスク低めの運用をしたい人
- 円安のうちにAUD資産を増やしておきたい人
- ワーホリ後もオーストラリアに資産を残したい人
まとめると、銀行口座を残しておくだけで、お金が自動で増えていく仕組みが作れます。まさに「お金に働いてもらう」、資産運用の基本的な考え方ですね。
帰国前に「非居住者登録(non-resident)」をしておけば、利息に対してタックスリターンの手間もかからないので楽ちんです。今後オーストラリアドルを使いたいときも、デビットカードがあれば日本でも普通に使えますよ!
日本にいながらでもWiseとオンラインバンキングを使えば、海外資産の運用が可能です。オーストラリアで出稼ぎワーホリをするだけではもったいない!お金も増やせるしくみを知っておくだけで、人生が変わるかもしれません。
資産形成の第一歩に:Wiseをチェック → Wise公式サイト
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