【車なしワーホリ】長距離バスでオーストラリアの東海岸は移動できます<Premier体験談・チケットの取り方>

海外生活

はじめに

ヤッホオ、サイトオです。オーストラリア滞在中に「車がなくても旅したい!」「コスパよく都市間を移動したい!」という方におすすめなのが 高速バス(長距離バス)。特に東海岸エリア(ケアンズ〜メルボルン間)は、路線が発達していてバックパッカーや長期旅行者の強い味方です。

私も長距離バスを実際に使って、電車の通っていない職場で働いたことがあります。

この記事では、東海岸における全ての長距離バス路線や会社、チケットの取り方、実体験ベースの注意点まで、まるっと解説していきます!

東海岸で運行している主な長距離バス会社

① Greyhound Australia(グレイハウンド)

• オーストラリア最大手のバス会社
• 東海岸全体(ケアンズ〜ブリスベン〜シドニー〜メルボルン)を網羅
• Wi-Fi・USB電源付き、座席快適
https://www.greyhound.com.au/

Greyhound Australia は、オーストラリア国内で運行されている長距離バス会社。元々はアメリカのGreyhoundの子会社・関連会社として設立されましたが、現在は完全にオーストラリア資本の独立会社です。洋楽聞いているとたまーにグレイハウンドのバス停で〜♪とか出てきませんか?

② Premier Motor Service(プレミア)<推し>
• グレイハウンドより格安な代替手段
• シドニー〜ブリスベン間に強い(少し便数は少なめ)
• バックパッカー向けに人気
https://premierms.com.au

私も実際に使用しています!

③ Murrays Coaches(マーレイズ)

• 主にキャンベラ〜シドニー間を運行
• 清潔&時間に正確でビジネスマンにも利用される
https://www.murrays.com.au/

東海岸の主なバス路線と所要時間

https://premierms.com.auより引用
区間所要時間(目安)運行会社備考
ケアンズ ~ タウンズビル約6時間Greyhound景色が超キレイ
タウンズビル ~ エアリービーチ約5時間Greyhoundハミルトン島の玄関口
エアリービーチ ~ ロックハンプトン約8時間Greyhound夜行便もあり
ロックハンプトン ~ ハービーベイ約6時間Greyhoundフレーザー島アクセスに◎
ハービーベイ ~ サンシャインコースト約5時間Greyhoundのんびりビーチタウン
サンシャインコースト ~ ブリスベン約2時間Greyhound・Premier日帰りでも行ける距離感
ブリスベン ~ ゴールドコースト約1.5時間Greyhound・Premier本数多い◎
ブリスベン ~ バイロンベイ約3時間Greyhound・Premierサーファーの聖地へ
バイロンベイ ~ コフスハーバー約5時間Greyhound・Premier車窓の緑が癒し
コフスハーバー ~ ニューカッスル約6時間Greyhound小さな街が点在
ニューカッスル ~ シドニー約3時間Murraysも併用可電車との併用も便利
シドニー ~ キャンベラ約3.5時間Murrays・Greyhound比較的快適・便数多め
シドニー ~ メルボルン約12時間Greyhound深夜便が多い
シドニー ~ スノーウィーマウンテンズ(Perisher, Thredboなど)約6時間Snowy Mountains Bus冬季のみ運行、スキーバス系

大きな都市からじゃないと乗れないわけではなく、それぞれの路線で中継地点があるのでそこからでも乗ることが可能です!

チケットの買い方と費用の目安<Premier使用>

チケット購入方法
• 公式HP(最安・セールあり)
• Backpacker系旅行代理店(セット割あり)
• アプリ(Greyhoundアプリが便利)

プレミアのホームページに飛ぶと、Book Your Ticketと書かれたエリアが見つかると思います。停車駅がABC順で表示されるので、自身の乗車駅と停車駅、乗車日と乗車人数を選択(片道の際はReturn Dateを入力する必要はありません)。

次の画面で選択した内容が正しいかを確認。基本プランで20kgまでの預け入れ大荷物と身の回りのものを入れる小型のバックを持ち込むことができます。必要な方は、下部に追加手荷物等を選択できるのでお忘れなく!次の画面で決済方法をクレジットカード情報を入力し、支払いが完了させてください!EメールアドレスにEチケットが届くはずです!

オーストラリアのバスは時間通りに来ないことも多く、結構不安になります(笑)公式ホームページで乗車バスの追跡をすることができるので、焦らず待ちましょう!

区間金額(AUD
シドニー~メルボルン$80~120
ブリスベン~ケアンズ$150~250
バイロンベイ~ゴールドコースト$20~40

・基本的に事前予約をして乗車するものです。友人は座席が空いていたのでなんとか乗車することができていましたが、年末年始やホリデーシーズンはしっかりと混みます。

・早めに予約すれば格安になることもあるので、旅行前に計画はしっかり立てましょう!

チケットの種類と特徴

今回はプレミアモーターバスのサービスを例に、チケットの種類やオーストラリアの長距離バスについて紹介します。

1. ホップオン・ホップオフ・パス(Hop-on Hop-off pass)

東海岸を一方向に移動する際に、途中で自由に乗降できる「ホップオン・ホップオフ」形式のパスです。有効期間は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月から選べます。

  • 特徴:
  • 指定された区間内で、一方向に限り自由に乗降可能。
  • 有効期間内であれば、好きなタイミングで移動を続けられる。
  • 例: シドニーからケアンズまでの3ヶ月パスなど。


  • 料金例:
  • シドニー ⇄ ケアンズ(3ヶ月): 約\$365 AUD
  • ブリスベン ⇄ ケアンズ(6ヶ月): 約\$285 AUD
  • バイロンベイ ⇄ エアリービーチ(3ヶ月): 約\$220 AUD

一方向でしか使えない点に注意が必要ですが、ケアンズとシドニー間を旅行しながら南下するとしたら、車を運転する手間やガソリン代を考えると結構お得ですよね。ケアンズとシドニーは飛行機でも3時間時弱かかり、国内線は最低でも1万円弱はします。ブリズベン、ゴールドコースト、ニューカッスルなど、途中下車スポットはたくさんありますよ!

※料金は出発地や期間によって異なります。

2. エクスプレスチケット(Express Ticket)

このチケットはその名の通り、より効率的で速く移動できる便を選ぶチケットです。

特徴・メリット

特徴内容
所要時間短縮停車駅が少なく、主要都市間を最短距離・最短時間で結ぶ便。
乗り換え不要都市間をダイレクトに結ぶため、基本的に乗り換えなし(ただし一部地域では乗り換えが必要なケースも)。
自動優先表示Premierの予約画面では、自動的にエクスプレス便が最優先で表示されるため初心者でも選びやすい。
荷物預け可通常便と同じく、大きな荷物もトランクに預けられます。

注意点

  • 地方の出発地や目的地がExpress便のルート上にない場合は、中継地までLocal便で移動し、そこからエクスプレス便に乗る必要があります。
  • 時期によっては便数が少なく、希望の日時に出発できない場合もあるので、早めの予約がおすすめです。
  • Express便の方がLocal便よりも 若干料金が高くなるケースもあります(差額は大したことないです)。

乗車場所と降車場所を選べばエクスプレス便があるのか、それともローカル便を使用しなくてはならないのか自動で表示されます。もし選択肢が複数ある場合は、中継場所の違いやそれに関わる微妙な料金に差です。

体験談:シドニー → イーデン路線の主な停車地と到着予定時刻

停車地到着予定時刻オススメポイント
シドニー(Central Station)05:35発オーストラリア最大の都市、出発点。
ウロンゴン(Wollongong)07:00頃美しい海岸と工業都市が融合するサーフタウン
ナウラ(Nowra)08:15頃ショールヘブン川沿いの静かな地方都市
ウラドゥラ(Ulladulla)09:30頃小さな港町で、新鮮なシーフードと海の景色が魅力
ベイトマンズベイ(Batemans Bay)10:45頃ファミリー向けのビーチと自然が豊かなリゾート地。いつもこの街でほっと一息休憩するのが好きです!
ナルーマ(Narooma)12:00頃透き通った海とアザラシで有名な小さな観光地
ベガ(Bega)13:15頃オーストラリア有数のチーズ産地として知られる酪農の町
メリムブラ(Merimbula)14:00頃穏やかなラグーンとイルカに出会えるリゾート地
イーデン(Eden)14:30頃着ホエールウォッチングが有名な、旅の終着点の港町

※上記の時刻は目安であり、交通状況や天候により変動する可能性があります。長距離移動のため、途中で数回の休憩が設けられています。具体的な休憩場所や時間は、運行日や交通状況によって異なりますが、一般的には以下のような町で休憩が行われることが多いです。

休憩地点

  • ナウラ(Nowra)
  • ベイトマンズベイ(Batemans Bay)
  • ベガ(Bega)

休憩時間は通常15〜30分程度で、乗客はトイレ休憩や軽食の購入などが可能です!

個人的にはベイトマンズベイという街が田舎すぎず都会すぎずでお気に入りです!ワーホリをやり直すなら、ベイトマンズベイで仕事探しをするのもアリです(笑)

車内設備とサービス

  • エアコン完備
  • リクライニングシート
  • 車内トイレ
  • パノラマウィンドウ

ただし、Wi-FiやUSB充電ポートは搭載されていません!設備重視の場合は他のバス会社を検討することをおすすめします。

年末に乗った際は予約が一杯だったようで前後左右お客さんが乗っていました。リクライニングシートは付いてますが、やっぱり知らない人には倒しづらかったです。

  • 荷物制限:
  • 預け荷物は1個(最大20kg)まで。
  • 追加の荷物や特別な荷物(サーフボード、自転車など)は追加料金が発生。
  • 予約と変更:
  • チケットの予約や変更は、公式ウェブサイトまたは電話で行えます。
  • 一部のチケットは出発6時間前までの変更や払い戻しが可能です。

まとめ:オーストラリア東海岸の長距離移動はバスで十分!

•車がなくても、 GreyhoundかPremierを使えば実質ほぼどこでも行けます!早めの予約&パスの活用でコスパ抜群ですし、引っ越しを頻繁にしない人や、買い物に車が必要のない地域に住む人にとっては、車を所有するよりも大幅に安くワーホリ生活を送ることができます。

「東海岸を縦断して旅したい!」という人にも、「ちょっと週末にバイロンベイへ」みたいな旅行としての使い方にもぴったりです。

今回の記事を参考に、ワーホリの移動と東海岸の旅行をお得に済ませちゃってくださいね!何か質問等ありましたらお気軽にお問合せください🦏

サイトオ日記
サイトオ
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東京出身|MARCH学部卒→大学院卒|
オーストラリア在住
仮想通貨・資産運用に挑戦中 / 
自由に、賢く、自分らしく生きるヒントを発信中

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