海外で日本のクレカを使うのは厳禁!手数料を簡単に抑える方法【Wise利用者が知るメリット・デメリット】

ワーホリ・海外生活
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はじめに

ヤッホオ、サイトオです🦏

海外に旅行や留学を考えている方、買い物の準備はできていますか?

日本はまだまだ現金派の人も多くいますが、オーストラリア等は基本的にタッチ決済が一般的です。そのため、短期滞在の方は日本のクレカを使うことが多くなると思いますが…。
果たしてそれはお得な選択肢でしょうか?

私も旅慣れしていない頃は日本のクレカを現地で使いまくり損をしていました…。

結論から言うと、短期滞在なら WISEカード一択 です。

WISEとは、低コストで海外送金や外貨管理ができるフィンテック(金融技術)サービスです。送金手段として認識されていることが多いですが、デビットカードとしても使えます!

Wiseカードが日本のクレカよりお得な理由・メリット

① 為替レートが圧倒的に良い(実質インターバンクレート)

日本のクレジットカード会社(例:楽天、三井住友、JCBなど)は、VisaやMastercardの為替レートに上乗せした国際手数料(1.6%〜2.2%程度)を加えて請求します。つまり、実際に支払う金額は常にかなりの割高になります。

使用した分の額に、会社によって決められた為替レートと国際利用手数料が上乗せされて、紐付けされた日本の銀行口座より引き落とされることとなります。

一方のWISEは、

  • 中間マージンのない“リアルタイム為替レート”
  • 低手数料(為替変換手数料:0.4〜0.6%程度)

WISEはクレジットカードではなく、デビットカードです。WISEの口座にあらかじめ自身で送金しておく必要があります。例えば、日本の口座から日本円を5万円分送金しておくと、5万円分使えるようになります。そのまま日本円で使ってもいいですが、WISEの口座上で為替のタイミングが良い時に外貨に交換しておくこともできます。

複数の外貨がアカウントにある際は、どうやって外貨を使い分けるの?と思った方、記事の最後に解説してますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

たとえば、1,000オーストラリアドルを使った場合:

使用方法支払額(円)目安備考
日本のクレカ約102,000〜104,000レート+1.6〜2.2%程度
WISEカード約100,600円前後実質為替手数料約0.6%程度

→ 数千円単位で差が出る可能性があります。

② 両替いらず、かつATM引き出しも可能

WISEカードは、日本円でチャージしておけば、オーストラリアドルへ自動換算して支払いが可能。現地のATMでは、月2回まで無料で現金引き出し(上限3万円相当)もできます。

クレカでATMから現金を引き出す=キャッシング扱いです。利息と手数料が高くつきます。私もこれで失敗した苦い経験が…。
海外旅行初心者の頃、現金がたまたま必要な際に引き出してみたところ帰国後に”キャッシング利用”として請求されていました。無知は罪ですね!

③ 海外利用停止のリスクが少ない

日本のクレジットカードは、海外でいきなり使うと不正利用防止のために停止されることがあります。

これは良くも悪くもですが…。ただ単純に時計やカバンをお土産として欲しかっただけなのにクレカの利用が弾かれ、現金も持ち合わせておらず買えない…。なんてことになったから悲しいですよね。


→WISEは、もともと国際利用を前提に設計されているため、海外での使用に強く、アプリから即停止・解除も可能です。

注意点:WISEを使う前に知っておくべきこと

  • WISEアカウント開設と本人確認(マイナンバーやID)が必要
  • カードの発行には1〜2週間かかることもあるので、旅行前に早めに準備を!
    (オンラインカードはすぐ発行されますが、現地で現金を引き出すかもしれない方はお早めに!)
  • プリペイド式で事前にチャージが必要!
  • 月2回を超えるATM引き出しには手数料(1.75%)がかかる

事前チャージ難しそう!って思った方、めちゃくちゃ簡単なので安心してください!

基本的な使い方

  • WISEアカウントを作成
    オンラインで無料で登録できます。
    送金手数料がお得になるこちらの紹介リンクを使ってくれると嬉しいです!
  • 日本円または他の通貨でチャージ
     銀行振込やクレジットカードでWISEにお金を入れます。

Suicaやpaypayポイントのように、インターネット上にお金を預けるイメージです。

  • 使いたい通貨に両替(必要なら)
    オーストラリアで使うなら、AUD(オーストラリアドル)に両替しておくと安心です。1ドルの価値が日本円に対して安い時に両替しておくと、為替でお得に使えますよ!例えば、1ドルが100円のときよりも、1ドルが80円の時に日本円をチャージして両替しておくと、その後為替が変わった時に20円分お得にもらえますよね。
  • WISEデビットカードを使って支払い
    お店やオンラインで、通常のVisaカードのように使えます。Apple PayやGoogle Payにも対応。
  • 残高から即時引き落とし
    チャージした金額の範囲内でのみ使用可能です。

Wiseデビットカードの公式リンクもこちらに貼っておきます。
https://wise.com/au/card
Wiseのメインページはこちら
https://wise.com/au/

デメリット

これまでの記事内容で、WISEのメリットだけをお伝えしました。正直、WISEが提供するデメリットは実際に使ってみても感じられませんでした(同様のサービスにRevolutという会社がありますが、今後国際送金をする可能性があるならば、分野で圧倒的な力を持つWISEは1枚作っておいて損はないです)。

しかし、どうしても為替のレートが関わってくるものです。難しいことを考えるのはめんどくさい…。多少の手数料を気にするのはタイパが悪い。そんな方は、日本のクレカでも十分です!

私は大学の奨学金返済の自動引き落としを補充するために、オーストラリアの銀行から日本の銀行にWISEで送金したことがあります。ギリギリで送金したので為替レートを考慮することができず、もっと余裕を持っていいレートの時に送っておけばよかった…と反省したことがあります。

よくある質問

これは私が感じていた疑問でもあります。複数の外貨がアカウント上にある際、実際に決済するときにどの外貨が使われるのか、選択することができるのかという疑問です。

https://wise.com/ja/help/articles/2935778/アカウント内に保有していない通貨ての支払いについて?origin=topic-6Tme4V2z9ONNzQMeqJpcVi

WISEのヘルプセンターを参考にしました。結論から言うと、保有している資産から、ベストな方法を計算して自動で決済が行われるようですね。

結論:短期旅行にWISEカードは“用意して損なし”

勿論オーストラリアの現金を使って過ごすのも一つの手ですが、オーストラリアの硬貨ってめちゃくちゃ重いし、数え慣れてないと結構手間取ります…。

私はレストランでレジ係をしていますが、最初の頃はパッとみてお金がわからずもたもたしていました…。50セントは大きさの主張が強くてわかりやすいですが、その分びっくりするくらい重いです!(笑)

為替レートを使ってお得に海外を楽しみたい方、クレカのサーチャージが気になる方、WISEを検討してみるのも賢い手段かと思います!何か質問等あれば、お気軽にコメントください🦏

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