ワーホリで面接予約まで漕ぎ着けたはいいものの、面接対策で焦っている方いらっしゃるんじゃないでしょうか。日本と違い、オーストラリアの面接はフランクな場合が多いですが、即戦力かどうかを厳しく見られてます。
この記事では、よく聞かれる質問とその英語表現&回答例をまとめました。実際に私が面接前に準備した内容をアップデートしたものです。質問内容は一般的にホテル、カフェ、ファームなど職種に関わらず聞かれる内容をまとめました。

私は元々就職支援をする会社で働いていたので、面接対策を対応する側の人間でした。面接問答集を作って丸覚えするのは有効ですが、応用が効かないパターンです。面接対策で一番大切なのは、”キャラ設定”を明確にすることだと思っています。記事の最後にもその内容をまとめたので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
基本の面接質問と回答例(英語付き)
Introduction
Tell me about yourself.(あなた自身について教えてください)
※名前、どこから来たか、オーストラリアに来た目的、これまでの仕事経験を簡潔に。
My name is Saitoh. I’m from Japan and came to Australia on a working holiday visa.
I have worked in hospitality for over two years in Japan, mainly as a hotel front desk staff.
I’m excited to gain international work experience and improve my English while working here.
About yourself
Why do you want to work here?(なぜここで働きたいのですか?)
※お店・会社の雰囲気、立地、働きたい理由を具体的に。
I really like the warm and welcoming atmosphere of your cafe.
I live nearby, and I’ve heard great things about your service from my friend.
I’d love to be part of your team and contribute with my hospitality experience.
What are your strengths?(あなたの強みは何ですか?)
※具体的なスキルや性格+過去の経験で裏付ける。
I’m very good at customer service and staying calm under pressure.
In my previous job at a hotel in Tokyo, I often dealt with international guests and learned how to respond quickly to different needs.

他には…
What have you been doing in Australia?
How have you found living in Australia so far?
What made you decide to come to Australia?
What type of visa do you currently hold?
When does it expire?
How would you describe yourself?
Do you have any licences or qualifications?
業界や職種経験について
Do you have any experience in this industry?(この業界での経験はありますか?)
経験あり:
Yes, I worked in a Japanese cafe for about a year.
I was in charge of taking orders, serving food and drinks, and keeping the dining area clean.
I really enjoyed the fast-paced environment and talking with customers.
経験なし:
I don’t have direct experience in this industry, but I learn quickly and I’m very motivated to start.
I’m confident that my past customer service experience can be applied here as well.

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他には…
Could you tell me about your current work/previous experience?
What were the responsibilities of that position?
What did you like about that work?
働き方のマッチング
Which position are you applying for? (どのポジションに応募していますか?)
What days and times are you available to work?(勤務可能な曜日と時間帯は?)
I’m available any day of the week and flexible with shifts.
I can work early mornings, evenings, weekends, and even public holidays.
How long are you planning to stay in this area?(このエリアにどれくらい滞在する予定ですか?)
※地域によっては、長く働けるかが重要なポイントになることも。
I plan to stay here for at least three to six months.
I’d like to commit to a stable position during that time.
Do you have any questions for us?(何か質問はありますか?)
聞くべき質問の例:
What does a typical day look like in this role? (この仕事の1日の流れはどんな感じですか?)
What kind of person do you think fits in well with this team? (どんな人がこのチームに合っていると思いますか?)
What do you like most about working here? (あなたがこの職場で一番好きな点は何ですか?)

逆質問はうまく使うと、真面目さや本気度が伝わります

他には…
When can you start working?
How many people will I be working with during a typical shift?
面接成功のためのポイント
ある程度想定される質問に対しての回答”文”を用意しておくことも大切ですが、人間同士のコミュニケーションですので予想されないことを聞かれることも勿論あります。
面接において一番大切なのは、面接に持ってくる自分のキャラ設定を作ること。

こんな言い方をすると、嘘の経歴を考えるってこと?と勘違いされそうですね(笑)言い換えると、自身の経歴を整理し、相手の立場に立って伝え方を考えるということ。
英語なので尚更、うまく伝えられない時もあるとは思います。そうなる前に、
今海外に来ている理由。なぜ数ある職業のうち、その職業に応募している理由。
一旦整理して書き出してみてください。
そして、それを客観的視点で見直し、面接官はどんなふうに感じるか想像してみてください。面接官はあなたがどんな思いで留学に来ているのか、応募してきたのか知ったこっちゃありません。
「生活圏内にあって通勤に便利だから応募しました」
⇨別に悪くはないと思いますが、
「生活圏内にあって以前よりよく見ていた。働いているスタッフの明るい挨拶が印象的だった。実際に訪れた際にも、サービスやメニューのこだわりに感動した。」
⇨これくらいの内容に言い換えることはすぐに出来るのに、印象もガラッと良くなりませんか?

過度の”本音と建前”はあまり好きではありませんが、「出稼ぎワーホリ来ました!」という人と、「昔からコーヒーが好きで勉強してきた。学んだことを生かしながら、コーヒーの文化の強いオーストラリアのカフェで活躍したい」という人。同じような経歴だったとしても、やっぱり成長欲求が高い人を応援したくなりませんか?

これは私が日本で就活した際に学んだことなので、流し見程度で….。
一般的に何か人に物を伝えるとき、具体的な数字、そしてエピソードを使うことで相手に想像してもらうことができ、印象力が強まります。”頑張っていました”は主観ですよね。小さなことでもいいので、目に見える成果として伝えると◎
例えば…
×:学生時代にはサークルの代表を務め活躍していました。
◎:学生時代には50人規模のサークルの代表を務めていました。エピソード(こんなことがあったけど、自分はこんなふうに乗り越えた⇨その人の対応力や人間性が見えてくる)

色々書いてしまいましたが、正直堅苦しくこられるよりも、元気です!すぐ働けます!力仕事できます!でOKなところもあると思います(笑)
どうしても働きたい場所がある方など、参考にしてみてください!
おわりに
即戦力重視のオーストラリアといえど、面接では「前向きな姿勢」が重視されます。完璧な英語よりも、素直に・前向きに・自分らしく答えることが何より大切。堂々と答えられるようにするためには、面接に持ってくる自分をちゃんと用意すること!
※英語であれってなんていうんだっけ?っていうところは事前に確認しておいてくださいね
かくいう私もかなりの緊張しいなので、実際の面接は苦手ですし、何回も落ちてきた経験があります!皆さんはしっかり準備して、ぜひ自信を持って面接に臨んでください!応援しております。
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