はじめに
ヤッホオ、サイトオです🦏
「ワーホリで英語話せないけど、キッチンハンドできるかな?」
「オーストラリアのキッチンの中ってどんな感じなんだろ?」
そんな疑問を持っている人はいませんか?
私は現在オーストラリアに2年弱滞在しており、ハウスキーピングやバースタッフなどを経験しました。
ペラペラに話せるんでしょ?と思われがちですが、
ぶっちゃけそのシチュエーションで使われる表現や道具名を知っているかどうかだと思います。
バーで注文を受けることには大分慣れましたが、日常生活で難しい概念の話をバーっとされたら正直ついていけないです!
ここでは、キッチン内で日常的に使われる単語から、少し専門的な用語まで詳しく紹介します。
料理名やソースについては別記事にまとめましたので、気になる方はぜひ併せてチェックしましょう!
オーストラリアのレストランによくあるメニューと食材まとめ【ワーホリ前の基礎知識!】

なぜキッチンハンドを経験したことがない私がこの記事を作成しているかというと、私はレストランでレジ係をすることが多かったんですね。オーストラリアのお客さん、結構注文時に聞いてきます…。
お客さん「サラダの野菜が大きく切ってあったらちょっと食べれないの、これってジュリアン?」
私の脳内「ジュリアン?誰それ?」
別の職場ではバー・スタッフがチップスを揚げることがあったのでキッチンをうろうろしてましたしし、たまたまキッチンとの距離感が近いフロントスタッフを経験してきました。
■ 基本の調理動作・切り方用語
- Chop:粗く切る(ざく切り)
- Dice:サイコロ状に切る
- Slice:スライスする
- Julienne(ジュリアン):細い千切り。例:人参をジュリアンにする
- Mince:みじん切り、またはひき肉にする
- Peel:皮をむく
- Grate:すりおろす
- Whisk:泡立てる
- Sear:高温で表面だけ焼く(焼き色を付ける)
- Blanch:さっと湯通しする
- Simmer:弱火で煮る
- Boil:沸騰させる
- Poach:沸騰直前の温度で煮る(卵や魚などに使う)

朝食メニューに卵は欠かせません!
キッチンハンドの仕事
そもそも大前提として、キッチンハンド(調理補助)はメインポジションとして働くシェフの負担を軽減するよう、簡単な調理や調理器具の洗浄などをするポジションです。
現場やスキルによってどのくらいの仕事が回されるかは異なってきますが、例えば毎日マッシュポテトを使用するレストランなら毎日機械でじゃがいもを潰す作業があるかもしれないですし、サンドイッチがメニューあるならパンを切ったり切り込みを入れたりするような作業が発生するでしょう。
■ 調理器具・機械用語
- Salamander(サラマンダー):上火のみのグリルで、グラタンの焦げ目などをつける時に使用。
- Bain-marie(バン・マリー):湯煎が張られ、その上にトレイが置ける機械。ソースを温めるために使われたり、出来上がった料理を配膳前に冷まさないようにするために使われます。
- Flat top grill:鉄板グリル(ホットプレートのようなもの)
- Deep fryer:フライヤー(揚げ物用の機械)
- Oven:オーブン
- Range / Stove:ガス台、コンロ。日本語でもガスレンジって言いますよね!
- Bench:作業台。間違えやすいので注意してくださいね!
- Chopping board:まな板。Boardと言われることも。
- Spatula:ヘラ
- Ladle:おたま
- Whisk:泡立て器
- Tongs:トング
- Saucepan:小鍋
- Stockpot:大鍋(スープや出汁用)
- Colander:水切りザル
食品・材料関連の用語
- Protein:肉・魚・卵などの主菜部分
- Garnish:飾りや添え物(パセリなど)
- Seasoning:味付け(塩、胡椒、ハーブなど)
- Stock:出汁(例:チキンストック)
- Reduction:煮詰めて濃縮すること
- Caramelize:砂糖や玉ねぎを炒めて甘みを出す
- Glaze:表面にツヤ出しすること
現場でよく聞く英語フレーズ
- “Behind!”:後ろを通るときの注意喚起
- “Hot behind!”:熱いものを持って後ろを通るとき

キッチンだけじゃなく、Behind(後ろ通るよ!)はめっちゃ使います。言わない日はないです。
- “Wipe down the bench.”:作業台を拭いて
- “Clean as you go.”:使ったらすぐ片付ける
- “Pass me the tongs, please.”:トングを取って
- “That’s overcooked.”:火を通しすぎ
- “It’s in the salamander.”:サラマンダーで焼いてる
会話例

よくありそうな会話例を紹介します。なるべく使いやすい表現にしているので、フレーズを変えて多用してくださいね!
- I also need to wash the sink. Should I do that first?
(シンクを洗う必要があるのですが、それを先にやった方がいいですか?)
※色んな人から仕事を一気に頼まれた時
- 〇〇(ウェイトレスの名前など)told me that the customer ordered Medium Rare.
(あちらのお客さんはミディアムレアを注文したとウェイトレスが言っています) - She asked me to get extra potatoes.
(ポテトを多めの追加リクエストがありました) - Is it possible to do that?
(それは可能ですか?) - Is it possible to swap fish and meat on this menu?
(そのメニューで魚と肉を交換することってできますか?) - Sorry, I’m not sure I understand correctly. I want to check it again.
First, I do 〇〇, Next, I do 〇〇…
(すみません、正確にわかったか自信ないです。もう一回確認したいです。まず最初にこれをやって、その次にこれをやって…) - So I should finish cuttinng onions, 1 bag, by 5pm, right?
(つまり私は玉ねぎを1袋5時までに切ればいいんですね?)
まとめ
最初は聞き慣れない単語も多いですが、数週間で自然と慣れてきます。
初心者あるあるだと思うのですが、句動詞を言われるとその理解に戸惑ったりすることもあると思います。
例えば、Wipeという単語はわかるとしても、Wipe Downと言われると一瞬戸惑ったりしませんか?日本人的には丁寧に長く言われるよりも、「Wipe,table」って2語文で言われる方が理解できるのになと思います(まだまだ英語が苦手な同僚の子が困っていた様子を見て感じたことです)。
そんな時は、恥ずかしがる必要はないので、復唱してさりげなく聞き返し、合ってるか確かめてみてくださいね(例えば「Ok! I will wipe 〇〇. And after that, I will do 〇〇.」など)。
単語を知っておくだけでも、指示の理解がスムーズになり、キッチン内での信頼にもつながります。
働く中で聞き取れなかった言葉はメモして調べる癖をつけると、語彙もどんどん増えていきます!
私もこれからまた何か思いついたらこの記事を更新していくつもりなので、
少しでも気になった方はブックマークに入れていつでも見返せるようにしておいてくださいね。
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