はじめに
ヤッホオ、サイトオです🦏
ビットコインという言葉を聞いたことがあっても、その裏側で行われている「マイニング」については、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
マイニングという英語を直訳すると、“採掘”
「ビットコインを発見するってこと?」「どういうこと?」
本記事では、ビットコインの仕組みを支える重要な役割であるマイニングとは何か、その仕組みや必要なもの、そして近年注目される問題点までを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!
マイニングとは?
一部のコインを除いて、仮想通貨はブロックチェーンというシステムを採用しています。
例えば、AさんからBさんに送金があった際、その取引データは確認され、正しい情報として鎖(チェーン)のように順番に繋げて安全に管理しています。
この取引記録確認の作業を担う人々は「マイナー」と呼ばれ、承認作業に成功すると報酬として新しいビットコインを得られます。例えば銀行なら管理者が取引をチェックしますが、ビットコインは分散型の仕組みなので世界中のマイナーがその役割を果たしています。この仕組みによって、不正がしにくく安全なネットワークが維持されているのです!

つまり「取引の承認作業に協力してくれた人へのご褒美」という仕組みです。
マイニングに必要なこと
マイニングを始めるには、高性能なコンピュータや専用機器(ASICやGPU)が欠かせません。さらに膨大な計算を行うため、大量の電力を消費することから、電気代がコストの大部分を占めます。また、マイニングにはいくつかの方法があり、個人で挑戦する「ソロマイニング」、仲間と協力する「プールマイニング」、サービスに投資して報酬を得る「クラウドマイニング」が代表的です。初心者の場合、初期投資の少ないクラウドマイニングや取引所での仮想通貨購入から始めるのが現実的でしょう。

マイナーは、大量の計算をして最も早く正解にたどり着いた人が報酬(新しい仮想通貨)を獲得できます。
これが「Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)」という仕組みです。
マイニングの問題点
かつては高収益が期待できたマイニングですが、近年は難易度の上昇や半減期による報酬の減少、電気代の高騰などから、利益を出すのが難しくなっています。例えば2024年の半減期以降、1ブロックの報酬は3.125BTCまで減少しました。これは過去に比べると大幅な縮小です。また、ビットコイン価格が上下に大きく動くため、安定した収益を確保するのは簡単ではありません。環境への影響も課題視されており、マイニングは「誰でも儲かる」仕組みではなくなってきています。

大量の電力を使うことから、環境問題が指摘されているため、最近では「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」という、 保有量に応じて承認する方式も注目されています(例:イーサリアムの「The Merge」)。
まとめ
ビットコインのマイニングは、ネットワークを守る重要な仕組みであり、その対価として報酬を得られるシステムです。しかし、現在では専用機器や電気代が大きなハードルとなり、初心者が個人で始めるにはリスクが高いのも事実です。今からマイニングを始めるよりも、取引所でビットコインを少額から購入して学んだり、ステーキングなど他の方法に触れたりする方が効率的かもしれません。大切なのは、仕組みを理解したうえで、自分に合った投資手段を選ぶことです。
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