はじめに
「ワーホリって、エージェント使った方がいいのかな?」
SN Sを見るとこんな声がよく上がっています。
私自身、海外渡航歴はかなりある方だったので、エージェントの使用は考えていませんでしたが、とあることがきっかけでエージェントを使用することとなりました。
結論から言うと、私はエージェントを使って良かったと思っています。
今回は、なぜエージェントを使ったのか、実際どうだったのかを正直にお話します。
きっかけ:友達の「うまくいかなかった体験」
渡豪前の日本にいた頃、同時期に高校からの友人もワーホリを検討していました。
その友人とは2人で何度かワーホリ作戦会議などを行い、一緒にどれくらいの資金が必要なのか、何を持っていけばいいのかなど、共有のワークシートを作成して準備を重ねてきました。彼の方が半年程先にオーストラリアのケアンズに渡航し、彼からは都度近況報告を受けていたので、部屋が決まったことなどを一緒に喜んでいたのですが、仕事に関してはなかなか決まらない状況がずっと続いていました。
今日もレジュメを配りに行った。でもダメだった。
また来週改めて同じ所に行ってみる。…ダメだった。
結局、彼はウーバーの配達で日銭を稼ぎながら3ヶ月を過ごし、そのまま日本に帰国することとなりました。
帰国後の彼はというと、これまでの職歴の経験を活かした企業に日本で再就職することとなったそうで、私としては前向きに未来に歩めているようで一安心。
ワーホリは転職前のリフレッシュとして受け止めてくれていたらいいなと願っています。
そして、次に焦るのはそう….、私の番です(笑)

私も仕事が見つからなかったらどうしよう…
限りあるワーホリの期間をムダにしたくない…
そんなに仕事探しは難しいのか、正直めっちゃ焦ってました!
私が日本で働いていた企業は顧客の方を担当してサポートするようなサービス業だったため、同僚達に負担をかけず人員補充もスムーズに去りたいと言う気持ちから、職場を辞める10ヶ月前に直近のマネージャーに既に辞職の希望があることを伝えていました。なので、言ってしまった手前、ワーホリから逃げ出すなんていう選択肢は私には残されていなかったのです(笑)
私がエージェントを使用した理由
私は元々一人旅で海外に行くタイプですし、ある程度英語の書類の対応にも苦手意識はありません。英語のビザ申請や航空券の手配自体は問題なし。正直、エージェントなしでも渡航準備をする自信はある。
それでもエージェントを使った理由は、
「最初の仕事を確保して、安心して出発したかったから」
実際に使ったエージェント「M○〇〇○○」
私が選んだのは【M】というエージェント。

紹介案件でもなんでもなく、
完全に個人の体験記としての紹介です(笑)
払った費用とサポート内容を簡単にまとめてみます。
留学・インターンシッププログラムサポート
・留学先やインターンシップ先の紹介手数料。
インターンシップは無給と有給のものがあり、有給を選びました。
費用:1990ドル
※カード決済手数料5%(95ドル)=1995ドル
・現時点の価格は値上がりしている可能性があるため、直接エージェントに確認してください。
各種サポート
•渡航前の相談・オリエンテーション
•現地の仕事紹介(私はホスピタリティ系)
•レジュメの添削
•家探しの相談
•到着後のサポートもあり(銀行口座・TFN取得など)
※費用:無料(留学・インターンシッププログラム申込者は無料)



メリット
①ワーホリ勢の“あるある”を避けられた
私の友人は仕事が見つからず帰国することとなりましたが、他の国籍の同僚と話していても渡豪後1ヶ月は仕事が見つからなかったなんて声を聞くことも少なくありません。
異国の地で新たに家を借りて1ヶ月過ごすとしたら、私がエージェントに支払った2000ドル弱は余裕でかかっていたんじゃないかなと思います。
エージェントを通じて、最初のスタートが整っていたおかげで、時間も体力もムダにせず、精神的にすごく余裕を持てたのが本当に良かったです。
②安定して働き続けられた
ワーホリはコミュ力で乗り越えられる部分もあるかと思います。しかし、運良く仕事が決まっても、すぐクビになってしまったり、その後の仕事のために引っ越しを繰り返して疲れたなんて声も多く聞きました。
私はご縁がありオーナーが所有する別のホテルにシーズンが変わるタイミングで移動したりと、実は一度も大きな転職していないのです…!最初の初期投資20万で1年、2年も安定して海外生活を送れるなんて、正直めちゃくちゃ運がよかったと思います。
③なんだかんだ第三者が一緒にやってくれるのは安心感がある
有料ならお願いしないところですが、サービスの一環としてやってくれるならぜひサポートをお願いしたいところ(笑)
レジュメの添削や想定質問集を踏まえた模擬面接、そしてビザ申請代行を一緒にやってもらいました。
ビザ申請はZOOMか何かで繋いでやった気がしますが、その後すぐ承認完了のメールが届いたのでびっくりした記憶があります。現地到着後のサポートやオリエンテーションなどは年末でそもそもオフィスが閉まっていたこともあり何も受けていませんが、必要な方は連絡すれば快く応えてくれたかと思います。
デメリット
正直私個人のデメリットはありません。
しかし、
・エージェントを使用して仕事を申し込んでも、面接に落ちてしまったので決まるまで複数の企業を受ける必要があった
・エージェントにエージェントを紹介されてこの職場に辿り着いたので、(私よりも)多くの費用を払う必要があった
なんて声も聞きました。

英語力0でワーホリ!なんて声も聞きますが、少しでも仕事を選びたい気持ちがあるなら、当たり前ですが英語力は絶対あったほうがいいです。また、エージェントが開催するイベントに参加したり、個人の体験談をネットサーフィンしたりと、情報収集はしっかり行いましょう。
※ワーホリ前の英語力アップにオススメの勉強法はこちら
※エージェント選びについてはこちら
結論:エージェントは“余裕”を買う手段
もちろん、全部自分でやって成功する人もいます。
でも、私のように「とにかくスタートダッシュを決めたい」「絶対に仕事を確保しておきたい」人には、エージェント同じの利用はおすすめです。
もしくは、渡航前に自力で仕事を決めておくという選択肢もあり!
私が今一緒に働いている同僚の中には、ワーホリで渡豪して紆余曲折あった後にここまで辿り着いた人や、渡豪してすぐに見つけた仕事がここだった人、母国で既に募集をみてオファーを貰ってからここにきた人など様々です。
正直、母国にいる間にこの職場を見つけられた彼らはとても賢いしラッキーだなと思います。
因みに、これまで職場で出会ってきた日本人勢は全員同じエージェント伝てです(笑)
おわりに
ワーホリの成功は「準備」で決まると言っても過言ではありません。
特に最初の1ヶ月は精神的にも不安定になりがちです。
だからこそ、安心して行動できる仕組みを整えることが何より大事です。
少しでも参考になればうれしいです!
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